ベルツ記念館

草津の入り口にある、洋風な建物の2Fがベルツ記念館です。ベルツ博士について皆さんに知ってもらうために、詳しく載せてみました。多くの資料や展示品があります。記念館としてだけではなく、1Fにはガラス製品や木工品を販売しているので、お土産なども買う事ができます。

ベルツ記念館 外観

ベルツ博士・花婦人
「ベルツ博士」と聞いて、すぐに人物像を挙げる人は少ないでしょうね。 ベルツ博士とは明治政府に召喚され帝国大学で医学を指導していたドイツ人医師です。 ベルツ博士は当時、各地の温泉を研究し、その中でも草津温泉の優れた泉質と環境を賞賛し、広く世界に向けて紹介しました。 草津町は博士を「恩人」とし、いつまでも後世に伝えるべく様々な事業を行って来ました。 町制施行100周年を記念して、ベルツ博士と花婦人、そして国際姉妹都市などを簡単にご紹介した施設が、平成12年に完成したベルツ記念館です。
絵画
草津温泉の入り口「運動茶屋公園道の駅」の一角にあります。 この建物の2階がベルツ記念館です。 参考までに、1階は草津町の姉妹都市に由来する国々の品物を扱っている売店です。これはチェコ共和国にある姉妹都市、カルロビバリィ市にある絵画の複製品です。 カールスバード( カルロビバリィ市の旧名)は、ヨーロッパでとても有名な温泉保養地でベルツ博士は、「草津も勝るとも劣らない」と日記に記していました。絵画に描かれている人物はカールスバードを訪れた著名人達です。何人知っていますか?
この中に展示されているのは、当時花婦人が着衣したドレスや着物。 公式行事などの際に使われたものが大切に保管されています。 展示物
館内 館内では、ベルツ博士が取り組んできた研究や、博士がきっかけとなって結ばれた姉妹都市、また明治・大正・昭和と言う激動の時代を博士と共に生きてきた花婦人の姿などを窺うことが出来ます。
記念館の一番奥で、私達を待ち受けるのはベルツ博士の胸像。 1世紀の時を超えて、博士の愛した草津温泉を目指してやって来た皆さんは、草津で何を見つけるのでしょう。 ベルツ博士胸像
スクリバ博士胸像 内科医のベルツ博士と草津温泉を訪れた一人で外科医のスクリバ博士。 スクリバ博士も、仲良く並んで皆さんを迎えてくれます。この、2体の胸像は、以前、西の河原公園内に設置されていた物なんですよ。
1階は草津町の姉妹都市に由来する国々のガラス製品や木工製品を扱っている売店。チェコのボヘミヤグラスやドイツのくるみ割人形などが手に入ります。 館内1F