8/3(水)、ヤマダグリーンドーム前橋で開催された「前橋ビジョン発表会」に行ってきました。会場周辺の渋滞がすごく、席に着いたのは7時1分、ぎりぎり間に合いました。

2部構成の第1部は前橋ビジョンの発表。前橋市が将来、どのような街を目指すのか。「Where good things grow(良いものが育つまち)」というKMSの分析のもと、「めぶく」をキーワードに、個人や民間企業のプロジェクトが発表されました。

私は前橋市民ではありませんので個々の内容についての感想は言える立場にはありませんが、行政主導ではなく、市民や民間企業が前橋市を活性化するために実際に行動を起こしていること、また、行政側もあれこれ注文を付けるのではなく、協力している姿勢を見て、刺激を受けました。来場者は私が会場入りした時の中間発表で約4,000人、発表後もどんどん来場者は増えているように見えました。これだけ多くの人が前橋の活性化に関心をもって参加している。今はまだ個々の点かもしれないが、この一つ一つの点がやがて線となり、面となっていく、そんな可能性を感じました。

第2部、糸井重里氏、JINSの田中仁氏、山本龍前橋市長のトークセッションは民間からの視点で行政に手厳しい意見も。糸井氏の「水と緑の美しい町」をうたう町が多いが、これは日本中どこにでもある特徴のない町、その町ならではの魅力がないということ、これを自慢したからといって、人が来るわけではないという指摘。確かに「水と緑となんとかの町」って良く耳にする言葉ですね。どこだったっけ?と思い出そうとするが思い出せない。これでは行きたいと思わないですよね。他と同じことを良しとする日本人的発想なのでしょうか?

そして、このどこにでもある特徴のない地方都市が抱えている問題は、やはり日本全国の地方都市が解決すべき問題であるとの指摘。さすが糸井氏、言葉に説得力があります。草津町が抱える問題はやはり日本全国の同規模の温泉観光地が抱える問題と共通する部分が多いと予想されます。しかしここで疑問が。他で成功した解決策を真似れば解決できるのか?一時的には解決できるのだろうが、全国の同じ問題を抱える町が成功例として真似すれば、結局他と同じ町になってしまうのではないか?そう思った矢先、糸井氏からヒントとなる発言。「昔、前橋に映画館が一つもなくなってしまう。どうにかならないか」といった内容の相談を受けた糸井氏は「映画館がないならそれで良いのでは」と話したそうです。映画館がないことが特徴にもなりうる。他にあるからうちにも欲しい、これでは他と同じになってしまう。

また、「補助金をあてにした事業は失敗する」という話、これは以前から私も思っていたことなので賛同できる部分が多かったです。民間にしても行政にしても「補助金ありき」で事業を起こせばうまくいくはずがないと思っていました。言い方は悪いが、補助金は所詮、他人の財布。最初から他人の財布をあてにしないとできないような事業が成功するほど甘くはない。それに、身銭を切るからこそ失敗は許されないと一所懸命になれるのではないのか?失敗しても自分が損しないのなら、やる気もなくなりますよね。私も議員という立場からか、色々なところで補助金、補助金と耳にします。内容を聞くと「それって補助金がなければできないこと?」と疑問に思う事も多々あります。もちろん、全てが全て補助金が悪いとは思いませんが、自助努力せず補助金をあてにするのはただの無駄遣いになるように感じます。

今回、色々なプロジェクト発表や話を聞き、様々な可能性を感じました。今後、前橋市がどのように活性化していくのか、外野から期待をもって見守っていきたいと思います。

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